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次世代環境対応型21mダブル連結トラック輸送
CO2排出量の削減と輸送の効率化を実現
21mダブル連結トラック(通称:21mフルトレーラー)は、大型10トン車約2台分の積載量があり、CO2排出量を現行大型車両比で37%削減できる環境配慮トラックです。また、大型車約2台分を1人の乗務員で運べるため省人化にもつながります。当社では大幅な輸送効率化と環境負荷低減を実現する「次世代環境対応型」フルトレーラーとして今後も活用をしていきます。
2013年11月にフルトレーラーの全長が19mから21mに規制緩和されたことを受け、当社が日本で初めて21mフルトレーラーを開発、2014年2月から運行を開始しました。2021年2月現在では95セットまで増強し、主な運行ルートは、埼玉−三重、群馬−三重、長野−埼玉、富山−熊本などで、自動車および関連部品、二輪車、衛生陶器、住宅関連部材、農機具などのチャーターや積合せ輸送などに対応しています。
このフルトレーラー輸送の取り組みは、10トン車2台分の荷量の安定的輸送能力の確保とドライバーの負担軽減による、CO2排出量の削減と輸送の効率化を実現したことが評価され、2020年6月、第21回「物流環境大賞」物流環境保全活動賞を受賞しました。全長が長いことから通行に制限がありますが、旋回能力は40フィート海上コンテナーのトレーラーとほぼ同じです。新規運行に関しては通行許可を受けるため2、3カ月の期間が必要ですが、今後もお客さまのニーズに迅速、柔軟に対応していきます。