安全確保がグループ経営の社会的使命であると認識し、その重要性を全従業員も理解し、共に行動する。
人命を尊重して安全を最優先に、一人一人が当事者意識を持って事故の未然防止に取り組む。
関係法令等を遵守すると共に、「現場・現実・現物」の3現主義に則った活動を展開する。
職場の労働衛生管理を積極的に推進し、職場環境の改善と従業員の健康増進を図り、安心、安全な事業環境を構築する。
各種運転技能競技会を通じ、運転技術等の向上を図り、事故の未然防止と安全に対する社会貢献を行う。
小集団活動、改善活動等を通じ、安全の確保、安定した品質を維持すると共に、先進的な発想と技術の導入により、信頼や高品質なサービスを提供し、すべてのステークホルダーの期待に応える。
グループ各社の情報、技術の共有を推進し、安全、品質の向上を図る。
大規模自然災害を想定した防災対策及びBCP対応を強固なものとする。

輸送安全目標

自責重大事故（自動車事故報告規則第2条に規定する事故）	・・・0件
自責事故（道路交通法第67条第2項に規程する交通事故）	・・・2024年度比50％削減

輸送安全重点施策

改善基準告示を遵守した適正な労働時間管理で、輸送の安全性を向上
MYK完全実施による事故撲滅
＊重点2項目の展開と強化期間イベントの実施
＊ドラレコMYKチェックを実施
管理者と乗務員の相互コミュニケーションを推進し運転の振り返りを実施
＊健康起因・血圧・体温測定で日々の体調管理
＊ドラレコMYKチェック報告に基づく運転の振り返り
＊正しいアルコール検査手順の遵守で異常検知を出させない
静止物への接触事故撲滅
＊体感訓練を実施できる教育内容の展開
N研修（入社2年目研修）による安全運転意識向上
＊定期的な開催を図る
＊ドラレコ映像観察による本音ディスカッション
営業車両運転許可者の睡眠障害を早期に発見できるSAS（睡眠時無呼吸症候群）検査の推進
＊点呼時健康セルフチェック表での治療継続確認

2.輸送の安全に関する目標と達成状況（2024年度）2024年4月1日〜2025年3月31日

輸送安全目標達成状況（2024年度）

事故区分	目標	実績	達成状況
自責重大事故（自動車事故報告規則第2 条に規程する事故）	0	1	未達成
自責事故（道路交通法第67 条第2 項に規程する交通事故）	12	18	未達成

3.輸送の安全に関する教育及び研修の実績（2024年度）2024年4月1日〜2025年3月31日

①教育・研修

名称	目的	対象	回数	参加者数
安全大会	事故撲滅総決起大会	安全管理要員	1	479
管理職会議	運輸安全マネジメントのコンセプト教育	安全管理要員	2	354
運行管理補助者研修	運行管理補助者としての教育	運行管理補助者	46	57
整備管理者研修	整備管理者としての教育	整備管理者	1	80
新任整備管理者研修	新任の整備管理者としての教育	整備管理者	8	8
整備管理補助者研修	整備管理補助者としての教育	整備管理補助者	61	61
事故防止会議	事故防止安全教育	自動車運転者	12	全員
安全運転セミナー	入社前の安全運転セミナー	自動車運転者	45	167
A研修	初任運転者の安全運転教育	自動車運転者	35	231
B研修	入社6ヶ月の安全運転教育	自動車運転者	21	116
N研修	2年目安全運転教育	自動車運転者	9	58
C研修	5年毎の安全運転教育	自動車運転者	19	130
特別安全教育研修	特別安全運転教育	自動車運転者	66	66
S研修	60歳以上の安全運転教育	自動車運転者	8	22
自動車安全運転指導員研修	自動車安全運転指導員育成教育	自動車安全運転指導員	1	5
自動車安全運転指導員フォローアップ研修	自動車安全運転指導員育成フォローアップ	自動車安全運転指導員	12	54
フォークリフト指導員研修	フォークリフト指導員フォローアップ研修（座学）	フォーク指導員	7	76
フォークリフト競技大会研修	競技大会参加者育成教育	フォーク従事者	2	1
フルトレ研修	フルトレ安全運転教育	自動車運転者	11	23

各講習風景

フルトレ研修

フォークリフト研修

安全大会

②安全性優良事業所認証

当社を安心して、ご利用頂ける様、輸送の安全の確保に積極的に取り組んでいることを示す観点から、全事業所で「安全性優良事業所」の認定を目指しております。
※55事業所で認証（2025年3月末現在）

③グリーン経営認証

当社を安心して、ご利用頂ける様、一定の環境基準を満たしている事を示す観点から、全事業所で「グリーン経営」の認定を目指しております。
※56事業所で認証（2025年3月末現在）

④第56回　全国トラックドライバーコンテスト都道府県大会出場

全国トラックドライバーコンテストは、法規の尊重と運転技術及び整備点検の向上を図り、交通事故の防止と環境負荷の低減に努めるとともに、トラックドライバーとしての誇りをもたせ社会的責務を自覚させる目的に、（社）全日本トラック協会主催にて1年に1度開催されます。各都道府県大会に33名の選手が出場致しました。

⑤第39回　全国フォークリフト運転競技大会出場

全国フォークリフト運転競技大会は、フォークリフト運転競技を通じ、遵法精神と安全意識の高揚を図るとともに、運転の知識や技術を図り、安全作業の確立と実効ある労働災害防止の推進を進めることを目的に、陸上貨物運送事業労働災害防止協会主催にて、1年に1度開催されます。各都道府県大会に51名の選手が出場致しました。
※2024年度は、1名出場しました。

⑥第9回　ニッコンホールディングス㈱輸送安全推進委員会「略ＡＮＳ」が主催する運転技能競技大会「トラック・フォークリフト」に出場

2024年4月にニッコンホールディングスグループ総勢381名の選手が13会場の予選会に参加しました。そして、5月26日に勝ち抜いた113名が本選に出場し、運転知識・技能を競い合いました。目的は、グループの輸送の安全性を更に向上させ、安全で安心な社会の繁栄に貢献することです。

4.輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統

組織体制及び指揮命令系統は、下記の通りです。

5.安全統括管理者、安全管理規程、安全管理手順書

安全統括管理者：2020年6月5日付で、取締役　江原　勝雅を選任しております。

安全管理規程、安全管理手順書は、運輸安全一括法に基づき2006年制定（2021年改訂）

6.輸送の安全に関する計画（2025年度）2025年4月1日〜2026年3月31日

2025年度の輸送の安全に関する主な行動計画は、下記の通りです。（教育訓練計画は除く）

7.事故・災害時に対する報告連絡体制

事故・災害時に関する報告連絡体制は、下記の通りです。

8.輸送の安全に関する教育及び研修の計画（2025年度）2025年4月1日〜2026年3月31日

2025年度の教育訓練計画は、安全活動推進計画を定め、具体的取り組みを策定しております。

名称	目的	対象	回数
安全大会	事故撲滅総決起大会	安全管理要員	1
管理職会議	運輸安全マネジメントのコンセプト教育	安全管理要員	2
運行管理補助者研修	運行管理補助者としての教育	運行管理補助者	50
整備管理者研修	整備管理者としての教育	整備管理者	1
新任整備管理者研修	新任の整備管理者としての教育	整備管理者	10
整備管理補助者研修	整備管理補助者としての教育	整備管理補助者	50
事故防止会議	事故防止安全教育	自動車運転者	12
運転技能競技大会	トラック及びフォークリフトの運転技能の向上	トラックドライバー及びフォークリフトオペレータ	1
安全運転セミナー	入社前の安全運転セミナー	自動車運転者	48
A研修	初任運転者の安全運転教育	自動車運転者	35
B研修	入社6ヶ月の安全運転教育	自動車運転者	23
N研修	2年目安全運転教育	自動車運転者	12
S研修	60歳以上の安全運転教育	自動車運転者	6
C研修	5年毎の安全運転教育	自動車運転者	17
フォークリフト指導員研修	フォークリフト指導員育成教育	フォーク指導員	2
フォークリフト指導員研修	フォークリフト指導員フォローアップ教育	フォーク指導員	10
フォークリフト競技大会研修	競技大会参加者育成教育	フォーク従事者	1
自動車安全運転指導員研修	自動車安全運転指導員育成教育	自動車安全運転指導員	1
自動車安全運転指導員 FU研修	自動車安全運転指導員フォローアップ研修	自動車安全運転指導員	8
フルトレ研修	フルトレ安全運転教育	自動車運転者	6

9.内部監査結果及び措置内容

関係法令に基づき、社内監査項目（166項目）に対し、貨物運送事業認可事業所全63営業所の監査を実施いたしました。
更なる交通事故防止や交通弱者の保護を優先した意識付けや教育・訓練に努め、重大事故ゼロの目標を継続出来るように取り組んでまいります。

10.行政処分

該当なし

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運輸安全マネジメント

貨物自動車運送事業法第24条の3で定める輸送の安全にかかわる情報

1.輸送の安全に関する基本的方針（2024年度）2025年4月1日〜2026年3月31日

安全、品質理念

安全、品質方針