CAREER STEP INTERVIEW

運送、倉庫管理から
イベント対応まで
求められる幅広い技量

2001年
東京引越センター
2002年
和光営業所 運行管理
2008年
東京営業所 主任
2016年
東京営業所 係長

髙崎 剛

技能職
東京営業所
2001年入社

  • 入社〜2年目
    アルバイトから正社員へ
    職場の雰囲気、人間関係の良さが
    入社の決め手

    音楽活動をしながら長年アルバイトとして当社の東京引越センターで働いていました。職場の雰囲気、人間関係も良好で、ここなら長く務められると感じ、中途入社を決意しました。入社後半年ほどして部署は和光営業所に吸収され、そこへ移りましたが、業務内容は継続しました。3月はお客さまが個人であれ企業であれ常に繁忙期なので現場作業を行いながら、全体の業務管理から最終の請求管理まで行っていました。個人のお客さまの場合、家財に思い入れがあることが多く、特に細やかに気を使っていました。

  • 312年目
    泥臭い人間関係
    ドライバー一人ひとりとの信頼を醸成

    3年目からは和光営業所で運行管理に携わりました。30台ほどのトラックの運用を毎日全国レベルで管理する。私たちはよく「ドライバーは一人ひとりが車長(しゃちょう)」という言い方をしますが、彼らは走れば走るほど稼げる。もちろんプライドを高く持って仕事をしています。そんな中での管理ですから、非常に泥臭い仕事です。コミュニケーションを密にして人間関係を構築し、できるだけスムーズに業務が進むよう心がけました。忙しかったのですが一つひとつの仕事に達成感がありましたね。7年目から和光営業所の主任として運行管理のほか、倉庫保管品管理や派遣要員などの管理を受け持ちました。

  • 1315年目
    運搬とイベント対応
    トラブルを見越した
    リカバリープランが重要

    13年目には東京営業所の主任になりましたが、ここはある完成車メーカーさんに一番近い営業所です。二輪、四輪問わず研究開発用のモデルや試作車も扱い、東京モーターショーなどのイベントや、新車発表会、営業向け勉強会の全国展開なども対応しています。具体的には車両の運送はもとより、F1マシンを7、8トンクラスのフォークリフトで垂直に立ち上げたりするといった、特殊機材を持ち込んでの展示対応も行います。イベント対応はやり直しが効かないので、失敗が許されません。もちろんすべて完璧にはいきませんから、それを見越したリカバリープランが重要になります。イベント業務は特殊ですが、それだけにやり甲斐がありました。

    髙崎 剛

  • 15年目〜
    緻密な工程および品質管理
    求められる高い精度とクオリティー

    15年目からは東京営業所の係長として、東京にある3つの倉庫管理全般を行なっています。中でも平和島倉庫が一番スタッフ数も多く、私も6割程度はそこに常駐しています。ここではコンビニ向けの販売促進ツールを主に扱っていて、これが非常に精度、クォリティが要求される業務なのです。誤出荷は許されない。決められたタイミングで物を届けなければ販売チャンスを失うことになりかねないため、仮に漏れが出た場合はハンドキャリーで対応することもあります。機械化だけでは対応しきれない。やはり最後は人の手が品質を保つのだと思います。

これまでのキャリアを振り返って

入社初年度に大きな失敗をしたのですが、それが今でも仕事における大きな教訓になっています。転勤されるお客さまの引越し対応だったのですが、具体的なスケジュールを決めたものの、その後の段取り手配をすっかり忘れてしまいました。もちろん大きな問題になりました。それ以降時系列で進捗を確認できるツールをパソコンで作り、同じ管理ミスを起こさないようにしました。
和光営業所時代の上司の口癖が「やり切り」でした。最後まで手を抜かずやり切ること。だからこそ仕事の達成感が得られるんだ、と。これが今でも私の仕事における基本姿勢になっています。

髙崎 剛

髙崎 剛