嶋﨑 恵哉

Interview 農業から物流業への
大きな転身

嶋﨑 恵哉

現業職
朝霞営業所
2019年入社

日本梱包に転職した理由

大学を中退したのち、北海道の中札内で農業を営む祖父のもとで、行者ニンニク栽培の手伝いをしていました。13歳の時に家族で埼玉に引っ越して来ましたが、もともとは北海道生まれです。祖父の所で3年ほど働いてから、実家に戻り就職先を探しました。日本梱包は実家の近くに営業所があったため以前から馴染みはありましたが、当時はさほど運輸業界に興味はありませんでした。それでも農業に携わりながら収穫物を市場に出す際の輸送や倉庫管理といった物流の流れを目の当たりにして、大きな規模の会社で物流に関わってみるのも面白いと考えました。

嶋﨑 恵哉

現在の仕事内容

朝霞営業所に入って2年。当初は物流という言葉から体育会系の体力勝負的なイメージを持っていましたが、最近は現場業務よりも事務系の管理業務が増えていて、体力よりも頭を使うことが多く、少し予想外でした。現在は二輪車のワランティ(保証)関係の仕事をしています。二輪車に何か不具合が起きた時、販売店から修理した部品をこちらに送ってもらい、その不具合が外的要因か内的要因かを検査し、保証の範囲に該当するかどうかを調べます。直接販売店から事情を聞くこともありますし、コールセンター的な役割もあります。当社の中でも特殊な業務かもしれません。

日本梱包の仕事に感じる面白さ

それまで二輪車とはまったく関わりがなかったため、関連知識を持たない状態からスタートしました。販売店から送られてくる部品の数も多く、まずはそれらを知ることから始めましたが、2年経過してやっと何とかなってきたかなという感じです。二輪車の詳しい仕組みが理解できると、この部品にはこういう傾向があると分かってくる。そこがいま一番面白いと感じるところです。常に新しい発見がある。週に5台分くらいの不具合部品が送られてきて、それを種類別、保証の内容別に仕分けるところから作業が始まります。販売店からの保証請求の是非を検証するわけですからとても神経を使います。

仕事で大切にしていること

農業では作物の成長具合や、品質はどうか、効率の良い方法を取れているかを毎日確認するのが基本です。この農業での経験がいまの仕事に活きていますが、農業との一番の違いは、農業は一人作業ですが、いまの仕事はチームワークで成り立っています。そのため、まわりの人たちにとって働きやすい環境づくりを心がけなければなりません。最も大切なのはコミュニケーションです。時期によっては一部の人に業務が偏ることがあり、それを解消できるようにシフトを組むようにしています。先輩上司はもちろん他のチームの方たちも協力してくれますので大変助かっています。

嶋﨑 恵哉

One Day Schedule

8:30 出社 朝礼のあと、朝霞営業所としての1日のスケジュールを確認します。
9:00 荷受け 二輪車の部品を荷受けし、開梱、仕分けをします。
10:00 業務指示 作業者へ1日の業務の指示や確認などを行います。
10:30 事務作業 帳票のチェックや、お客さま対応など午前中の主な業務をこなします。
12:00 昼食 家が営業所の近くにあるため、帰宅してお昼をとります。
12:55 事務作業 午前中の作業の続きで帳票のチェック、お客さま対応などをします。
14:00 倉庫内巡視 作業者の業務の進捗確認や、倉庫内のチェックを行います。業務が多いときは自分も作業に加わります。
17:00 事務作業 帳票のチェック、お客さま対応などを行います。
17:45 退社 1日の振り返りや明日の業務の確認、準備をします。

嶋﨑 恵哉

Message転職を考えている方へ

私は中途入社前に勤めた経験がないため、適確なアドバイスはできませんが、ただどのような仕事でもそれまでの経験を活かせる場面はあると思います。当社は中途入社の人が比較的多く、受け入れ体制も整っており、特に緊張することはありませんでした。そういうことも事前に調べておくと良いかもしれません。

嶋﨑 恵哉