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掲載日:2022-06-27
第23回物流環境大賞「特別賞」を受賞しました
日本梱包運輸倉庫株式会社(以下 当社)は、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する「第23回 物流環境大賞」において、特別賞を受賞いたしました。
今回の受賞は、電気自動車用部品の輸送において、トラック荷台内の空間スペースを有効活用できる段積みラックを設計、製作、活用して輸送効率を向上させることで運行回数を削減し、それに伴うCo2排出量の削減を図る取り組みが高く評価されたものです。
当社は、今後とも地球環境保全の推進に取り組み、社会に貢献してまいります。
【取組内容】
宮城県角田市↔三重県鈴鹿市間の電気自動車用部品の輸送において、荷姿強度の制約によりパレットの段積みができず、輸送効率が悪いという課題があり、それを解決するため、トラック荷台上での段積みを可能とするラックを設計・製作・運用し、また、21mフルトレーラーを活用することによって、輸送効率の向上を図りました。
ラックを導入する前は大型車で1台あたり16パレットを輸送していましたが、ラック導入後は大型車に段積みが可能となったため、1台あたり28パレット、21mフルトレーラーでは48パレットが積載可能となり、積載率は大型車で75%増、フルトレーラーで200%増となりました。
その結果、積載効率の向上による運行回数の削減に伴い、Co2排出量が削減されました。2021年4月から2022年2月までの輸送実績に基づき、Co2排出量を計算したところ、417.763 t-Co2から318.709 t-Co2となり、11ヵ月間で99.054 t-Co2の削減(削減率23.7%)となりました。
以上
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(右側)副社長執行役員 阿邊 隆司
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